請求処理を特定の利用者だけ取り消したいときに使用します。請求処理を行うと、請求処理の対象となった実績は修正・削除が出来なくなりますが、何らかの事情で実績を変更する必要が出た時に使用します。
請求取消処理では、請求処理の対象となった利用者全て取り消します。どちらを使うかは以下の例を参考にして下さい
請求取消 |
指定したサービス提供年月・請求年月に対し、請求データを全て再作成し直しても問題ない場合。一旦請求処理をしたものの、請求データを国保連に送る前に介護実績を修正する必要が出た時に使います。 |
利用者別請求取消 |
今回、請求処理を取り消したい利用者がいるが、その請求処理のサービス提供年月において、他の利用者を別の請求年月で請求したい時
<例>
サービス提供年月 |
請求年月 |
利用者名 |
請求番号 |
請求処理 |
200202 |
200203 |
A |
1 |
200203の請求処理で処理済 |
200202 |
200203 |
B |
200202 |
200204(予定) |
A |
2(予定) |
サービス年月が200202のもので入力漏れがあったので、200204付けで請求する予定 |
といった場合で、サービス年月が200202、請求年月が200203のBさんの実績にエラーがあったので、変更して200204で再請求したい場合を想定します。
請求番号1に対し、請求取消を行うと、サービス年月が200202、請求年月が200203のAさんの実績についても請求処理の取消が行われます。その為、請求番号2のサービス年月が200202、請求年月が200204で漏れていた分についての請求データを作成しようとすると、サービス提供年月が200202で未請求のデータが全て請求処理の対象となりますので、請求番号1で作成したAさんの請求データが請求年月200204にも重複して作成されてしまうことになります。
ここで、請求番号1に対し、Bさんだけ利用者別請求取消を行い、サービス年月が200202、請求年月が200204で請求処理を行うと、以下のようになります。
サービス提供年月 |
請求年月 |
利用者名 |
請求番号 |
請求処理 |
200202 |
200203 |
A |
1 |
200203の請求処理で処理済 |
200202 |
200204 |
B |
2 |
サービス提供年月と請求年月が同じなので、一つの請求処理として扱われる |
200202 |
200204 |
A |
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表示条件 |
前画面で指定した請求処理の対象となった利用者 |
並び順 |
利用者フリガナ、保険者番号、被保険者番号 |
入力チェック |
なし |
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